次の10年の「三種の神器」は何か。

Life is beautiful: 意見・アイデア募集:次の「三種の神器」は何?を見て考えてみた。(まあ、締め切り?は過ぎてしまっているし、UStreamの講演の録画も見た後だけど)

先日の孫社長の30年後についてのつぶやき以来、今後、数十年がどうなっていくかを自分なりに予想してから生きていかないと、周囲の表面的な流れに流されてしまいそうなので、考えてみた。

3Dテレビも可能性はなくはないが、講演でも話があったとおり、テレビはつけっぱなしにしておくもので、専用メガネをかけてまで見るようなものでなくなっている。(そんな番組を作る能力があったらテレビ局は不振にはならないはず)

ここ2、3年で出来るようなものを予想してもつまらないので、10年後にぎりぎり間に合うかどうかと言う物を予想してみる。

  1. スカウター
    ドラゴンボールあれ。(電脳コイルのやつと言えないところが歳ではないかと気にしている)。網膜に直接投影するタイプが本命。今は光学系の都合で不恰好だけど、フォーカス調整不要のプロジェクターなどをみると、数年のうちに、メガネの縁にさりげなく付いていると言う状態になるのではないだろうか?
    両目につければ、3Dを見ることも原理的には可能だから、3Dテレビの代わりになる。もう、テレビも、ラジオやステレオと同じ運命を辿って、みんなで揃って見たり、聞いたりするものではなくなる。
    グリッド・コンピューティングやユビキタス・コンピューティングが大きく取り上げられてから10年ぐらい経ち、クラウドコンピューティングという形で実用化されつつある。ウェアラブル・コンピュータもそろそろのような気がしている。
    この分野でなされるべき仕事は、キーボード、マウスに次ぐ、新たな操作用のデバイスの開発だろう。
  2. 単機能ロボット
    掃除機があるけど、掃除って本当はとても難しい。(「ああ、母ちゃん、なんであれ捨てちゃったんだよ。」と言う叫びはどこの家でもある) でも、洗濯・乾燥機に衣類をたたむところまでは出来るようにならないかなと期待してしまう。
  3. 一人のり乗用車
    トヨタが発表しているけど、多分、典型的なイノベーションのジレンマのパターンで失敗する。
    中国あたりの電気自動車のベンチャーが、スクーターよりも少し高いぐらいの値段で出してきた時が勝負時。