宅配の方法が変わってきている

以前は2トン車や4トン車が使用されていた宅配便の集配業務は、今では手押しの台車や自転車、リヤカーなどに置き換わりつつある。

 環境負荷低減や都市部の交通渋滞緩和といった社会的要請に宅配会社が応えているというだけでなく、その方がコスト的にも有利だからだ。

 宅配便市場の淘汰に勝ち残ったヤマト運輸・佐川急便は、取扱個数の増加によって集配密度が上がったためにスタッフ1人当たりの担当エリアの面積が小さくなっている。

 それだけ移動距離も短くなったので、自転車や徒歩でも担当エリアをカバーできる。

環境対策へのポーズでリヤカーを使っていたのかと思っていたら、コスト的にも有利だったのか。
勝ち組はトラックの運転のできない女性とかを、パートの安い賃金で採用できるので、さらに負け組みとの差がついてしまいそう。

配送のコストはまだまだ下がっていくのだろう。
こうなってくると、ネットショップがさらに強くなってきそう。

もう、1500円以上で送料無料とかではなく、最初から送料無料になってしまいそう。