ネットワークの「あちら側」は信用できるか?(2)

昨日の記事に続いて、もう少し「あちら側」への信頼について考えてみた。

  • Googleは、完全には相互リンクというネットワークの先の部分を部分的に信用して成功を収めている。
  • Wiki Pediaは、ネットワークの先の人々を完全に信用して、成功を収めている。

    部分的に自社の宣伝に使われている記事もあるが、大規模に汚染(?)される事はないと思う。

この差は、どこから来るのだろうか?

Googleの場合は、ページランクというユーザにとっての有用性の評価を邪魔される心配があるから、完全には信用していない。Googleで上位にランクさせて、自分達に都合がよいように利用しようとする人たちが多い(注1)のが、信用できない理由。

Wiki Pediaの場合は、項目のみが並ぶだけなので、悪用しようとすると全項目に対してオペレーションを行わないといけないから、悪用されないのだろうか?

ただ、全項目の末尾に広告を付け加えるプログラムを書く人が出てこないのは何故だろう?

(注1) HTMLのタグに

<META NAME="Keywords" CONTENT="">

<META NAME="Description" CONTENT="">

と言うのがある。これは検索エンジンへのヒントとして使うものだが、どのキーワードを入れてもアダルトサイトが引っかかるように悪用されてたりしていたので、現在はあまり使われていないようである。