『フラット化する世界 [増補改訂版]』を読み終えた

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)』を読み終えた。

もっと、早く読んでおくべきだったと後悔。本屋ではよく見かけていたのに...
アメリカで起こった事は10〜20年ぐらいしてから、日本でも起こるというのが今までの状況だったけど、これからは数年しか違わなくなってくる気がする。

フラット化の波は、この不況の間にはやってくるだろう。ただし、言語の壁が、この波を少しは和らげると思う。
でも、それが日本をグローバル化の波に乗れなくしてしまう原因にもなるだろう。

自分自身をどうやってグローバル化に対応させるかが重要課題になる。如何に、小が大を演じていこうかな。共同作業は苦手なんだよな。こうなったら、徹底的に新しいツールに対する適応者となって、梃子の力を利用するしかないかな。

フラット化する世界 要因 ベルリンの壁の崩壊と創造性の新時代 東欧やインドの資本主義への参加 Windows 3.0によるデジタル化 データ処理の容易化 インターネットの普及と接続の新時代 WWW データアクセスの簡易化 標準プロトコルによるオープン化 共同作業を可能にした新しいソフトウェア ワークフロー 標準の積み重ね XMLやSOAP 顧客が標準を決める ペイパル アップローディング コミュニティ開発 ソフトウェア 基本機能は無料 アップグレード品を売る 金鉱山の開発 コンテンツ ブログ Wikipedia アウトソーシング インドの発展 Y2K対応 ITバブル崩壊への対応 オフショアリング 中国のWTO加盟 脅威 顧客 競争相手 中国価格 サプライチェーン ウォルマート グローバルな最適化 配送コストの削減 物流作業の改善 POS、RFID デル 組み立てを引き延ばす 完成品の在庫は持たない 部品で在庫を持つ 部品の流用 インソーシング UPS 製品の修理 売上の回収 倉庫代わり インフォーミング グーグル 自分で情報収集 TiVo メディアへの主導権を握る ステロイド コンピュータ 処理能力 ストレージ容量 通信速度 Peer To Peer VoIP テレビ会議 CG モバイル・ワイヤレス グローバリゼーション 1.0 1492年〜1800年 物理的な力(蒸気機関等)が原動力 自国を適合させる事が課題 2.0 1800年〜2000年 多国籍企業が原動力 自社を適合させる事が課題 3.0 2000年〜 個人や小集団が原動力 個人を適合させる事が課題 3重の収束 プラットフォームの出現 フラット化の要因が互いに結びつく 必要なもの アクセス用のインフラ 活用するための教育 欠点を最小限にする統治体制 水平化 習慣の変化 30億人の市場への参加 移動する必要も無い 付加価値のシステム 古い指揮&統制(Command & Control) 新しい接続&共同作業(Connect & Corabolate) 無敵の民 かけがえのない、もしくは特化 地元に密着して、錨を下ろす 新ミドルクラス 共同作業者・まとめ役 合成役 説明役 梃入れ役 適応者 グリーンピープル パーソナライザー ローカライザー 企業のルール 内面を掘り起こせ。壁を築くな コア・コンピテンシーを探す 小は大を演じるべし 新しいツールを利用する 大は小を演じるべし 顧客を大物扱いし、自分を世話させる 優良共同作業者であれ 自分を分析し、顧客に売り込む 勝つためにアウトソーシングする アウトソーシングは理想主義者のもの 社会企業家