「600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス」読書メモ

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
を読んだ。

600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス クックパッド レシピサイト シンプル 載せる 「つくれぽ」という反応 探す 付加価値 積みあがる感 料理は食べるとなくなる おいしいと言ってもらえる たべみる アクセスのDB ユーザーの欲求 定量的に分かる 創業の理由 会社にお金の保証を預ける恐怖 今の延長に「すかっとした笑顔」があるか? 広告モデル ユーザーは広告を見に来ている訳ではない ユーザーが楽しめる広告 丁寧なコミュニケーション 600万人を塊りとしてみない 直接お金を払うお客だけを見ない その先のお客(ユーザー)を BtoBの基本 検索でも工夫する ジャガイモはメークインを含む 素材を検索する時は大量に使っているレシピを探している ノット検索が難しい ほころびを絶対に放置しない インターネットは社会で1%しか生かされていない 発信者の甘え どんなに丁寧にやっても傲慢さが残っている ユーザーを正しく理解する 徹底的に一番を目指す 創造を超えるアウトプットを出す 説明が必要ではレベルが低い 無言語化が必要 可読性 13文字を超えない 24文字を超えない ユーザーの動線を把握する モノ作り三原則 無言実行 スケジュールよりも品質 ただ、言った事を実行すればよいわけではない サービスをよくする事に集中 値段をつける 面倒なものはタダでも使わない 無言語化

考えさせられる内容が多かった。

今の自分は、

  • 「すかっとした笑顔がある」ような仕事をしているのか?
  • 会社にお金の保証を預けてしまっているが、それでいいのか?
  • サービスを良くする事に集中できているのか
  • ほころびを放置していないか?
と、考えるとすべて「No!」だ。

また、ネット・ビジネスで、「広告モデル」って言うと、嫌がるユーザーになんとかして、広告を見せようと頑張っているような印象を受けるけど、見た人が「ありがとう」と言ってしまう広告だってある事を思い出させてくれた。

いつから、広告は邪魔物みたいに扱われるようになったんだろう。ハードディスクレコーダーによるCMのスキップや、雑誌の広告料の収入減とか、いろいろ問題が起きているように言われている。

バブル経済の頃は、番組よりもCMの方が楽しいので、CMを探してテレビをザッピングしていた事もあったのに。パソコン雑誌は、親には「広告だらけのものに金を出して」と言われていたけど、パソコンや周辺機器の広告も情報源や楽しみになっていたものだった。