Xenのインストール

前回の記事VirtualBoxをインストールしたので、今回はXenをインストールした。ビデオカードのドライバの都合上、Xenを起動する時は、デュアルディスプレイは使用できなくなってしまった。

以下の手順でインストール

  1. Xenのインストールセットアップ

    以下のパッケージをインストール
    Xenカーネルで起動すると、nVidiaのドライバが使用できなくなってしまった。そのため、通常のドライバでXを再度設定しなおした。(デュアルディスプレイの機能は利用できなってしまった)

    (通常のカーネルで起動する場合は、TwinViewの設定をやり直す必要がある。面倒くさい...)
  2. Windows VistaXen仮想マシン上で動作させる

    以下の内容のファイルを/etc/xen配下に作成した。

    builder = 'hvm'
    name = 'windowsVista'
    memory = 1024
    kernel = '/usr/lib/xen/boot/hvmloader'

    disk = [ 'phy:/dev/sda,ioemu:hda,w', 'phy:/dev/sdb,ioemu:hdb,r' ]
    vif = [ 'bridge=eth0' ]

    device_model = '/usr/lib/xen/bin/qemu-dm'

    boot = 'cd'
    sdl = 1
    localtime = 1
    keymap = 'ja'

Xenカーネルに切り替えるとVirtualBoxが動作しないので、Xen仮想マシンWindows Vistaを動作させるようにしている。(Xenカーネルを使用しているときは、VirtualBoxコンパイルも出来なかった。Xenカーネルって、結構、特別なコンパイルの設定になっているみたい。)

Xenカーネルでも、nVidiaのドライバを動作させるためのパッチも公開されていて、それを参考にドライバをコンパイルしなおそうとしたのだが、コンパイルできずじまい。Xenカーネル自体も、nVidiaのドライバを動作させるために、再コンパイルが必要みたい。

これでは、不便すぎる!と言う事で、他の方法を探していたら、VMware Serverが無償化されていたのを忘れていた。結局、VMware Serverをインストールして、それをx64のOS用に使う事にした。